第35回企画展「地球をささえる不思議な世界 〜キノコとカビのミラクルパワー〜」


チラシ  キノコやカビのなかま『菌類』は,動物でも植物でもない生きものとして独立した生物のグループと考えられています。菌類にはキノコのように目で見ることのできるものもありますが,その大部分は小さくて存在を知ることも難しいため,多くの人にとってなじみの薄いグループです。

 本企画展では,小さくて目立ちにくいキノコやカビのなかま『菌類』にスポットをあて,それらの不思議な生態や人間とのかかわりについて紹介します。



腐らせる

菌類は生態系で樹木や落ち葉などの有機物の分解を行い,地球上の物質を循環させる重要なはたらきをしています。有機物の分解には菌類以外にも,細菌類や土壌動物がかかわっています。しかし,植物に含まれているセルロース,リグニンなどは菌類の力がなければ分解することができません。
落ち葉に生えた菌糸(撮影:伊沢正名)

共生する・寄生する

菌類には植物の根にとりついて菌根をつくり,植物から有機物をもらう代わりに無機物の吸収を助けているものがいます。
また,昆虫にとりつき,最後には昆虫のからだからキノコを出す,冬虫夏草という不思議ななかまもいます。
ベニテングタケの菌根(撮影:伊沢正名)
タンポヤンマタケ(撮影:今井初太郎)

私たちの生活でも…

私たちの生活にキノコやカビは古くからかかわってきました。キノコ栽培はもちろんのこと,清酒,味噌,しょうゆ,かつおぶしなども菌類の力をうまく利用しているものです。
そして,菌類にはまだまだ未知の能力やはたらきがあり,それらを発見し,活用するための研究が進められています。



主な展示物

◆どこにでもいるキノコとカビ
森の中の菌類,身のまわりの菌類
◆菌の世界へようこそ
菌類のなかま紹介,菌類ではない菌類
◆菌はすごい
さまざまなキノコの栽培,菌類を利用した食品と薬
◆菌の未来−菌の研究最前線−
マツタケ栽培への挑戦,新しいキノコたち,菌類のさまざまな活用,レッドデータブックと菌類
◆プレイコーナー
〜キノコやカビとあそぼう〜

 


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